「掘出し物件と思いきや大失敗」~土地購入編~

住宅建築コーディネーターの竹内です。

今日は「土地の購入」についてのお話をしたいと思います。

「自分の家を建てたい」と考えた時、まず最初に必要なのは土地の購入です。

しかし「その土地の価格っての妥当なの?」という点は正直よくわかりませんよね?

ある程度の相場感を調べ、不動産広告をチェックするようになると、ちらほらと相場よりもお得な価格の土地を目にすることも出てくるでしょう。
ただ、それに安易に飛びつくのは危険なのですプンプン

そこで今回は、土地購入に関するトラブルと、どのように対応すべきかを、事例を交えてご紹介していきましょう!

目次

安い掘出し物件だと思ったのに・・・

こちらは実際に私に相談があった案件です。
「不動産広告で良さそうな土地を見つけた」ということで、購入の相談をしに来たお客さまがいらっしゃいました。

高低差もなく、平地で土地の状態も悪くありません。
価格も相場より安いし、一見悪くない土地に思えます。

しかし、現地を確認してみると、その土地には下水道が通っていないことが発覚!
その場合、浄化槽を設置して、側溝に水を流すような経路を確保する必要が出てきます。

そして、その土地の場合だと、側溝に水を流すためには浄化槽からの排水勾配が足りないため、盛り土をして地盤の高さを上げる必要があることがわかりました。

その場所の地盤を上げるためには、追加で約250万ほどかかります・・・💦

結果的に、相場よりも高い土地価格になってしまうことが判明し、そのお客さまは購入を見送ることにしました。

見えない所に意外とお金がかかる

実際の土地を見て、契約時の重要事項説明書を読んだとしても、何が良いのか・悪いのかは、一般の方にはなかなかわからないものです。

こちらのケースだと、事前確認しなかった場合には、気が付くのは家の間取りを決め、配管経路図を作っていく段階です。

その時点だと、すでにローンも組み終わっているため、そこから追加で250万となると、かなりの負担になってきますよね。

「安い」ということにはそれなりの理由があるため、金額だけで判断するのは危険です!

プロの目を通すと土地購入前にリスクがわかる

不動産業者は家を建てるプロではありません。

よって、不動産はもちろん、住宅建築にも詳しいプロと一緒に土地選びをすることはデメリットを事前に分かったうえで購入することができるのでトラブルを回避できます。

土地を購入した後に思いもよらない費用がかかり、結果的に損をしてしまったという事例は少なくありません。

土地を購入する前にはぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

竹内伸夫のアバター 竹内伸夫 グランダクト代表

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