【2026年版】変動金利はどうなる?利上げへの不安を安心に変える「処方箋」
住宅ローンの変動金利が上がり始めました。
「これからまだ上がるのだろうか?」
「将来このままでも大丈夫なんだろうか」
「変動金利の仕組みが理解できてないかも」
こんな不安に思っている方も多いはずです。
今回は変動金利のリスクと今からでもできる対策を分かりやすくまとめてみました。まずは落ち着いて「現状」と「今できる対策」を確認していきましょう。
2025年12月、日本銀行は政策金利を0.25%引き上げました。これによって、住宅ローンの変動金利の指標となる「短期プライムレート」も連動して上がることが予想されます。
そして、これからも政策金利を段階的に引き上げていく流れにあります。
そのため急激な上昇ではないものの、確実に上昇傾向であることは間違いありません。
1. なぜ金利が上がる?あなたの返済額はいつ変わる?
変動金利は、銀行同士がお金を貸し借りする際の金利に影響を受けます。
今回の0.25%の利上げは、銀行のコストが上がることを意味するため、私たちの住宅ローン金利も同様に上がることになります。
- 影響が出るタイミング: 多くの銀行では、4月と10月に金利を見直します。今回の12月の利上げ分が実際に反映されるのは、2026年4月の見直しを経て、7月返済分からとなるケースが一般的です。
2. 変動金利を守る「2つのルール」と、その落とし穴
多くの変動金利には、急激な負担増を防ぐための「防波堤」があります。しかし、これは「支払わなくていい」という意味ではないことに注意が必要です。
- 5年ルール: 金利が上がっても、5年間は毎月の返済額を変えないルール。
- 125%ルール: 5年後の見直し時、返済額の上昇をそれまでの1.25倍までに抑えるルール。
⚠️ 注意! 返済額が変わらなくても、その中身(内訳)は変わります。金利が上がれば「利息」の割合が増え、その分「元金」が減りにくくなります。最悪の場合、利息が返済額を上回る「未払利息」が発生し、将来の負担が膨らむリスクがあります。
3. 不安を解消するために「今」できる3つの対策
「金利が上がるから」と慌てて固定金利に切り替える前に、まずは以下のステップを検討してください。
① 「家計の防波堤」を確認する(貯蓄の確保)
金利上昇への一番の対策は、「現金」です。 もし毎月の返済額が5,000円増えたとしたら、年間で6万円。この差額を今のうちから「住宅ローン対策用」として別口座に貯めておきましょう。これが心の余裕に繋がります。
② 繰り上げ返済を検討する(元金を減らす)
手元に余裕資金があるなら、「期間短縮型」の繰り上げ返済が効果的です。元金を減らすことで、金利上昇の影響を直接的に小さくできます。ただし、教育資金や老後資金まで使い込まないよう注意してください。
③ 借り換えのシミュレーションをする
今の金利よりも、他行の変動金利(優遇幅が大きいもの)の方が低い場合があります。また、「もうこれ以上不安になりたくない」という方は、フラット35などの固定金利への借り換えも一つの選択肢です。
- チェックポイント: 諸費用(数十万円〜)を払っても、総返済額が減るかどうか。
結論:焦らず「自分の数字」を知ることから
金利上昇は確かにリスクですが、住宅ローンを組んだ当初に比べれば、あなたの元金は確実に減っているはずです。
まずは「今の残高で金利が0.5%上がったら、返済額はいくら増えるのか?」を銀行のシミュレーションサイトで計算してみてください。
新築時に「ライフプランシミュレーション」を行った人でも、現在その時と状況が変わっているようなら、もう一度ライフプランを作成することをお勧めします。
これにより、返済額が増えた場合でも大丈夫なのか数字で把握できます。
具体的な数字が見えると、漠然とした不安は「具体的な課題」に変わり、対策が立てやすくなります。
「自分の場合はどうなるの?」
「借り換えと繰り上げ返済、どっちがお得?」
ライフプラン表の作成をサポートすることもできます。
もし詳しく相談したい場合は、いつでもお声がけくださいね。
Noteでもブログ公開しています。

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