お客様のもとに悪徳業者がやってきた…!知らなきゃ危ない無料点検詐欺の手口と対策

「国から委託を受けて無料点検に来ました」

「太陽光発電の点検は法律で義務付けられているってご存知ですか?」

こんなふうに言われたらどうしますか?

先日、築5年の太陽光発電を付けているお客様からLINEで相談がありました。

これ、非常に危険です。

こうやって無料点検を口実に、後から高額請求をしてくる被害があとを絶ちません。

いただいたLINEの中では、とくに義務化されたから定期調査するの部分が気になります。ちょっと怪しいですね。

今回のケースは、家に突然訪問してきて、

●太陽光発電の定期点検が法律で義務付けられた

●経済産業省から委託を受けて無料点検している。

●点検日時を当たり前のように予約を取ろうとする

こんな言い方で点検が当たり前のように迫ってきました。

今回は点検前に相談があったので、すぐにお返事し、慎重に対応してもらうようにお伝えして事なきを得ました。

もちろん、今回の業者が悪徳かどうかは分かりません。

ただ、現実に、無料点検を餌にして、当たり前のようにあなたの家に侵入し、勝手に高額な修理費用を請求する悪質な業者が増えています。

しかも、これ、やり口が巧妙なんです。

もう本当に能力のムダ使いで・・・ちゃんと働けばいいのに・・・って思います。

そのムダな努力で、日進月歩でアップデートしていく詐欺の手口。

どこまでいっても、こういった詐欺や悪徳業者はいなくならないので、やはり自衛しなければいけません。

そこで今回は、太陽光発電システムを設置しているお宅をターゲットに横行している詐欺のやり口と対策をご紹介します!

目次

騙される前に予防知識を身につけましょう!

まずは、悪徳業者が使う詐欺のやり口について、このようなことをしてきます。

  • 第三者の信頼を使う:国や自治体を装い、信頼感をあおる。
  • 無料点検という入口:無料という魅力に目がくらみ、警戒心を解いてしまう。
  • 専門用語を駆使してくる:専門的な知識がないことを利用し、必要のない修理かさしはははひを勧める。
  • 高圧的な態度をとる:契約を急かしたり、断ると威圧的な態度をとる。

このように、あの手この手で信用させたり、断れないようにしてきます。

人の心理につけ込んだり、平気でウソをついたりしてきますから注意してください。

では、続いて、実際に騙されたらどうなるのか?を解説しますね。

あなたの家に何が起こるのか?

  • 高額な修理費用を請求される: パネルが汚れて発電が落ちているので洗浄が必要。金具が錆びているので交換が必要などと言い高額な費用を請求される。
  • 個人情報が漏洩する: 契約書に必要以上の個人情報が書かれていたり、契約内容が不明確な場合がある。
  • トラブルに巻き込まれる: 契約トラブルや、入金しても工事をしない、闇名簿に記載されるなど、後々様々な問題が発生する可能性がある。

このように大きく分けて3つの被害に遭う可能性があります。どれも厄介ですね。

私たちにできることは巻き込まれないように、しっかり対策を取ること。

ここからは我々ができる対策についてお伝えします。

騙されないための対策

2017年に太陽光発電の点検が法律で義務付けられたことは本当です。

しかし、自治体が点検を業者に依頼することはありません。

建築した会社が定期点検をしてくれる場合がほとんどです。

ですから、対策としては以下のことに気を付けてください。

  1. 訪問者を絶対に家に入れない:不審な業者は、たとえ身分証明書を提示してきても、絶対に家の中に入れないようにしましょう。
  2. 業者を徹底的に調べる:会社名や担当者の氏名などをインターネットで検索し、評判などを確認しましょう。
  3. 契約は絶対に急かされない:契約書の内容をしっかり確認し、不明な点は必ず質問しましょう。
  4. 建築会社や専門家に相談する:不安な場合は信頼できる専門家(グランダクトや建築会社)に相談しましょう!

重要なのは、その場ですぐに決断しないこと!家に入ってきてその場で契約を勧めてくる業者は危険です。必ずいったん相談して、よく分からないまま判断しないようにしてください。

あなたの大切な財産を守るために

家や太陽光発電システムは、高価な買い物です。 ですから、メンテナンスという名目で詐欺が発生しやすい領域になっています。良かれと思ってお願いお願いしたり、契約をしてしまって、あとで後悔しないためにも、十分に注意が必要です。

まとめ

  • 無料点検を鵜呑みにしない!
  • 訪問者を家に入れない!
  • 契約は慎重に!
  • 専門家に相談する!

あなたの大切な財産を守るために、この情報をしっかりと心に留めておきましょう。

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