経年劣化で起こるお家の傷みとは!?
リノベーションアドバイザーの木村です。
桜が春を感じさせてくれる時期になりましたね!
先日、近くの公園でとても綺麗だったので写真を撮りました。
今回は外壁の傷みの種類について解説します。
前回の投稿でもあったように外壁は普段から雨や風といった自然からのダメージを直接日々受けています。
その為、月日が経つと確実に経年劣化が進んでしまう箇所でもあるのです。
こんな風に感じている方も少なくありません。
- 新築時と比べて色が薄くなった気がする
- 手で触ると白い粉が付くようになった
- コケやカビが目立つようになった
- 所々小さなひび割れが起きている
このような現象は全て経年劣化によりどんなお家でも起こり得る事です。
他にも多くの傷みの種類がありますが今回はこの4つの傷みを知っていきたいと思います。
新築時と比べて色が薄くなった気がする
色褪せが起こる原因として最も多いのは紫外線による劣化です。
紫外線が新築時の塗料の原子を破壊してしまい原子系列がバラバラになってしまい色褪せが起こります。
手で触ると白い粉が付くようになった
白い粉が付くことをチョーキング現象と言います。
チョーキング現象は5年から10年で起きてくることが多いです。
こちらも色褪せと似ていて紫外線、雨、風、湿気などの影響で新築時の塗膜の原子が分解され起きてきます。
コケやカビが目立つようになった
コケやカビは新築時の塗料の防水性が低下することで生えやすくなります。
また、凹凸が多い壁材などはコケやカビの菌が溜まりやすく生えやすいのも特徴です。
所々小さなひび割れが起きている
外壁材にはモルタルやサイディングボードというものを使用してることが多く、モルタルには『誘発目地』サイディングボードには『シーリング材』といったひびを集める箇所があります。
その『誘発目地』『シーリング材』にひび割れが収まらなくなってしまった時に外壁材にひび割れが起きてきます。
以上4つの外壁の傷みですが全て経年劣化により起こる事で、日々自然と戦っている外壁からの手直しを必要とするサインです。
このような傷みが出てきたという方は塗装工事をご検討してみてはいかがでしょうか。
今回はお家の傷みの種類について解説しました。
次回はシーリング材について解説していきます。
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