中古戸建てのリノベーション

住宅建築コーディネーターの竹内です。

住宅購入の計画をお手伝いしてきたHさまが、中古戸建てを購入して、本日リノベーション工事の契約となりました。

Hさまの計画経緯は、奥様が最初に家づくりの勉強をされていて、

私が講師を務める「後悔しない家づくりセミナー」にご参加いただきました。

現在は賃貸マンション暮らし。いづれは子供も増えて手狭になるので戸建てに住みたい。だけど何から始めればよいか分からない。

こんなところからご相談をいただきました。

当初は土地を購入して、注文住宅で検討していきましたが、希望するロケーションのエリアで土地の価格に家の値段を含めたライフプランを行いましたが、若干老後が不安なところがありました。

それであれば程度の良い中古戸建てを探して自分の暮らしに合わせてリノベーションするご提案に納得していただき計画変更。

時間は掛かりましたが、築年数も浅く構造もしっかりしていて、ロケーションも暮らしに合っている物件を発見!

一緒に内覧を行いました。

中古の場合は見た目よりも見えない所が重要です。

  • 雨漏りの跡がないか
  • 窓サッシの開閉がスムーズか(傾きの可能性)
  • 壁紙が波打っている箇所はないか(壁内結露の可能性)
  • 床がフワフワしている箇所は無いか(根太が腐っている可能性)
  • 基礎にクラックはないか(ヘアクラックは除く)
  • シロアリの形跡
  • 屋根瓦の棟の状態
  • バルコニーの床の状態

などなど専門的に確認しておかないといけない所がたくさんあります。

私はHさまとは全く別の場所をずっと見てました(笑)

幸い今回の物件は非常に状態が良かったのでHさまも安心して購入の決断をされました。

そして、本日のリノベーション契約。

キッチンやトイレの水回り、収納計画変更、太陽光発電システム搭載などを行います。

引渡と同時に着工して最短で引越しできるように段取りします。

新居での暮らしのスタートが楽しみですね!!

目次

住宅建築コーディネーターとしての重要性

●第3者としての中立な立場でのアドバイスを行うこと。

●購入者の理想の暮らしを一緒に描き、実現にのために最善を尽くすこと。

●業者との間に入りトラブルを未然に防ぐ。

今回は注文住宅計画から中古戸建てへ計画変更しました。

一般的な無料で相談できる「〇〇カウンター」「住まいの相談窓口」

というところは提携会社と契約させて紹介料をもらうというシステムです。

ということは提携会社へ誘導させられます。間に入って見積りチェックや契約同席は行いません。業者に紹介したらその後は丸投げ状態。。。

とても購入者側の立場ではないですよね。

住宅は専門的な要素が多すぎて素人ではチェックしきれません。

プロ対プロで交渉することが後悔しない一番の近道だと思います。

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この記事を書いた人

竹内伸夫のアバター 竹内伸夫 グランダクト代表

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