「思い通りの設計が出てこない」設計士との付き合い方

住宅建築コーディネーターの竹内です。

今日は「注文住宅」についてのお話です!

理想の住まいを実現してくれる注文住宅

しかし、いざ建築会社とやりとりを始めてみると、なかなか思い通りに設計が進まないことがよくあります。

「家」は、毎日の生活を彩る大切な要素ですので、不満が残ったまま進めてしまうのは後悔することになるかもしれません。

そこで今回は、注文住宅で設計が思い通りに進まない要因と、解決方法をご紹介します!
目次

どんなに伝えても理想の家に近づかない・・!

これは、私にあらかじめ家作りの相談をしていただいていたお客さまの実例です。

お客さまから「家を建てたい」と相談を受けた際には、まずお客さまと一緒に「どんな暮らしがしたいのか」というイメージ作りを行います。

そして、お客さまが自分の「暮らし」をしっかりと思い描けた段階で、建築会社へ向かっていただきました。

しかし、建築会社の担当者に、自身の要望を何度も何度も伝えているのに、仕上がった設計図にはそれがまったく反映されてこないのです。。。

お客さまは頭を抱えた結果、私の元へ再び相談へやってきました。

では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?

住まう人の「暮らし」をイメージできていないから

建築会社の設計士が、「そこに住む人がどんな暮らしを求めているのか」を想像できていないと、理想の間取りは完成しません。

それは設計士の力量といっても良いでしょう。
パズルに当てはめるように、家の大きさから逆算して部屋の大きさを決めようとしたり、リビングの希望の大きさをお客さまに聞いてくるような状態はナンセンスです。

お客さまはどんな時間帯に行動し、趣味は何で、くつろぎの場所や家事をどうやって行うのか。
つまり「どんな暮らし方」を望んでいるのかによって、家の設計はまったく変わってきます!

家事にかける時間や子供との時間、くつろぎの場所、物の量や片付け方などなど。暮らしのことを真剣に聞いてくれる設計士(住宅会社)を選びましょう。

住宅建築コーディネーター自ら設計図に指示を入れることも

住宅建築コーディネーターは、お客さまと一緒に「暮らし」のイメージづくりをしています。

そのため、お客さまがどういった家に住めばその「暮らし」を実現できるのかを、より具体的に考えられるパートナーでもあるのです。

住宅建築コーディネーターは、設計が思うように進まず相談にくるお客さまに対してアドバイスをすることはもちろんですが、実際に設計図を見せていただき、修正点を指示することもあります。

逆に、建築家の方は、お客さまの価値観を引き出すのがとても上手なので、建築家が設計をしている場合には、文句の付け所がないことも多いです。

(お客様よりもプロの私が驚きのリアクションをすることが多々あります)

設計をするうえで大切なのは「どこまで自身の暮らしをイメージしてくれているか」という点ですので、建築会社を選ぶ際にはぜひそこを重視してみてください!

そして、注文住宅を検討している方は、「暮らし」のイメージづくりのために、

住宅建築コーディネーターに相談してみてくださいね。

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この記事を書いた人

竹内伸夫のアバター 竹内伸夫 グランダクト代表

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